今日の文章は私自身に対する問題提起といえます。
私は、社会福祉に関わりはじめてこのかた、
「ソーシャルワーカーは国内の活動はするが海外との関係はどのように
なっているのだろうか」と疑問に思っていた。
社会福祉を学ぶ人にとって海外とは、欧州であり、アメリカでしかないように
思われた。
日本のソーシャルワーカーが、アジアやアフリカで活躍している例を寡聞に
して聞かない。
このように考えていた時に、2005年社会福祉士全国大会の出席し、
ラジェンドラン・ムースさんの講演を聞いた。
彼の講演テーマは「アジアにおける日本のソーシャルワーカーの役割」だった。
彼は、冒頭、「日本にはソーシャルワーカーはいない」と全国の社会福祉士の
前で断言し、挑発した。
「私は日本のソーシャルワーカーはケアとサービスの提供者に過ぎず、社会変革
のためのエージェントとしての役割を果していないと思います。
日本のソーシャルワーカーはグローバル化の進行とともに、
近年急激に変化する国内外の環境の中で、アドボケイター、人権の擁護者・
促進者などどいう本来のソーシャルワーカーが果すべき多様な役割を担えない
のではないでしょうか。
これが、この国に本物のソーシャルワーカーはいるのだろうかと疑問を抱いて
きた理由です。日本のソーシャルワーカーはケアとサービスの提供者という
役割だけでなく、明確な信念と視野を持ち、社会の変革を行なうエージェントで
なければならない」※レジュメより
この重い言葉が今も心の中に残り、大きな位置を占めている。
井の中の蛙は私自身でもある。
私は、社会福祉に関わりはじめてこのかた、
「ソーシャルワーカーは国内の活動はするが海外との関係はどのように
なっているのだろうか」と疑問に思っていた。
社会福祉を学ぶ人にとって海外とは、欧州であり、アメリカでしかないように
思われた。
日本のソーシャルワーカーが、アジアやアフリカで活躍している例を寡聞に
して聞かない。
このように考えていた時に、2005年社会福祉士全国大会の出席し、
ラジェンドラン・ムースさんの講演を聞いた。
彼の講演テーマは「アジアにおける日本のソーシャルワーカーの役割」だった。
彼は、冒頭、「日本にはソーシャルワーカーはいない」と全国の社会福祉士の
前で断言し、挑発した。
「私は日本のソーシャルワーカーはケアとサービスの提供者に過ぎず、社会変革
のためのエージェントとしての役割を果していないと思います。
日本のソーシャルワーカーはグローバル化の進行とともに、
近年急激に変化する国内外の環境の中で、アドボケイター、人権の擁護者・
促進者などどいう本来のソーシャルワーカーが果すべき多様な役割を担えない
のではないでしょうか。
これが、この国に本物のソーシャルワーカーはいるのだろうかと疑問を抱いて
きた理由です。日本のソーシャルワーカーはケアとサービスの提供者という
役割だけでなく、明確な信念と視野を持ち、社会の変革を行なうエージェントで
なければならない」※レジュメより
この重い言葉が今も心の中に残り、大きな位置を占めている。
井の中の蛙は私自身でもある。