岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

今日は頑張って、引継ぎ訪問しました。

2008-03-27 20:51:07 | 地域包括支援センター
体調は少しずつ良くなっています。
そこで、業務の引継ぎをこなそうと、家庭訪問を10件超こなすと、
もうきつい。
ノルマを達成したので帰庁する。
あとは、書類整理をした。
まだまだ、全開どころが、3割程度だ。
しかし、3割エンジンというのはまどろっこしい。
このこともストレスの元となるものだ。

今日の毎日新聞夕刊で、
道路特定財源から、職員の介護保険料も払われていたことが
わかったとあった。
役所では「流用」ということばは、普通のことばだ。
別に「流用」が悪いことではない。
しかし、マスコミも知らない。すなわち国民が知らない。
そんな「流用」が横行することはおかしい。
さすがの与党も、「もう嫌になっちゃう」、わけないか。

介護保険制度もそうだ。
介護保険の中から、本来は自治体の地域支援事業であったものが
「流用」されている。
介護保険制度が、介護予防にシフトすることで、自治体の独自施策である
高齢者福祉の財源も介護保険から使うことが可能になった。
(給付費の3%という上限の中で)
金のない地方自治体に対する「飴と鞭」の、「飴」の部分である。
金の出所のわからない事業が多すぎる。

このように介護保険料が使われていることを知っている国民は
とても少ないのではないだろうか。
もちろん、知ろうと思えば知ることはできる仕組みではある。
が、実際は知ることができない。

今回の道路特定財源の使い道とて、国会が空転するという時間が
あってこそわかってきた。
官僚という法律行使のプロによる「流用」を明らかにすることも
ねじれ国会のもつ意義だと思う。



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