岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

【国会】33本の法律成立で閉会。

2004-12-05 22:55:56 | 国民と国会と政治
12月3日、53日間の臨時国会が終了しました。
今国会は、75本の法案(継続法案を含む)が提出され、
33本が成立しました。

熊:経過は議員のホームページでかなりわかる。
議員立法は好感がもてることが多い。
真面目に法律作り(これが議員の一番の仕事と思う)、
日々走りまわっている議員も多いことも知っています。
味噌も○○も一緒とは思っていませんよ。頑張れ!

成立した主な法律には、
犯罪被害者の権利を義務付けた
「犯罪被害者基本法」

法務省は4日、犯罪被害者支援の具体策として
、被害者とその家族の精神的ケアなどを専門と
する「被害者支援官」(仮称)を新設する方針
を決めた。臨時国会での犯罪被害者基本法成立
を受け検討に入ったもので、来年中に具体的計画
をまとめ、2006年の通常国会に関連法案を提出、
07年4月から実施を目指す。 
(時事通信)

1年以上働いているパート社員にも
育児・介護休業を取得可能にした
「改正育児・介護休業法」。

「発達障害者支援法」も成立した。
(以下、長文にてゴメン)
自閉症や学習障害(LD)、注意欠陥多動性障害
(ADHD)といった発達障害のある子供らを
早期発見し、適切な教育や医療につなげる体制を
整備する「発達障害者支援法」が3日、参院本会議
で可決、成立した。

 知的な遅れがなければ障害とは認められず、
福祉サービスの網からこぼれ落ちていた発達障害の
子供らの支援を、国と自治体に義務付けた初の法律。
来年4月1日から施行される。

 超党派の議員立法でまとめられた支援法は、
発達障害を「LDなどの脳機能障害で、症状が通常
低年齢で出るもの」と定義。障害の早期発見から
自立に至るまでの総合支援を規定した。

 本人や家族の相談・支援拠点となる「発達障害者
支援センター」を都道府県ごとに設置するのを柱に
(1)乳幼児健診や学校健診で障害を早期発見する
体制整備(2)診断・治療に当たる専門医療機関の
確保(3)就労支援-なども定めた。

 文部科学省の調査によると、知的遅れはないが学習・
行動面で困難を抱えたLDやADHDなどの疑いのある
子供は小中学生の約6%。知的障害を伴う自閉症の子を
含めるとさらに増える。

 幼い時から障害に応じたケアをすれば社会参加できる
のに、一般の理解が低く診断できる専門医も少ない。知
的障害を伴わないと福祉サービスを受けられないなど、
対策が立ち遅れていた。(共同)


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