NHKニュースより転載します。
ガザ地区の死者数2万人を超える 民間人の犠牲増加に懸念
2023年12月22日 20時48分
パレスチナ・ガザ地区の保健当局は、ことし10月に一連の戦闘が始まってからの死者数が2万人を超えたことを明らかにしました。イスラエル軍はガザ地区南部を中心にイスラム組織ハマスへの攻勢を強める構えで、民間人の犠牲はさらに増えることが懸念されます。
ガザ地区の保健当局は22日、現地でインターネットなどの通信が回復したとして2日ぶりに死者数を更新し、ことし10月に一連の戦闘が始まって以降のガザ地区での死者数が2万57人にのぼり、2万人を超えたことを明らかにしました。
中東の衛星テレビ局アルジャジーラによりますと、21日にはイスラエル軍が重点的に攻撃を行っている南部ハンユニスに激しい空爆があったほか、北部ジャバリアではガザ地区の保健当局のトップが避難していた建物が攻撃を受け重傷を負ったほか娘が死亡したということです。
一方、ガザ地区の人道状況をめぐりWFP=世界食糧計画は21日、ガザ地区で11月24日から12月7日までに人口の93%にあたるおよそ208万人が「危機的」な食料不足に直面したとしています。
17%にあたるおよそ38万人は、5段階のうち最悪の「破滅的な」状態に陥っているとしています。
WFPは「安全かつ継続的な支援がなければ状況は絶望的で、ガザ地区では誰も飢きんから逃れられない」として、人道支援の確保が必要だと訴えています。
転載終わり
第3次中東戦争後にエルサレムに入りました。
12月、村のキリスト教会ではささやかなミサが行われ、異邦人の私もともに過ごすことができました。
今年のクリスマスはとてもハッピークリスマス!とは言えません。
お読みいただきありがとうございました。