いやー、大変なことになりました。
金足農業高校が決勝で桐陰高校と対決です。
桐蔭高校といえば、甲子園の春夏連覇の達成校であり、もし今回達成すれば初の二度目達成です。
一方、秋田県大会を勝ち上がった金足農業高校は、秋田県勢としては103年ぶりの決勝進出(100回記念大会で103年ぶりというのは、戦争で3年間中断しているから)です。
また、東北勢では深紅の優勝旗を持ち帰ったチームは未だありません。
優勝すれば大変です。
このフィーバーの影でアジア大会ではとんでもない不祥事が発生しただけに、
甲子園のさわやかなムードが目立ちます。
金足農高の吉田投手が注目されています。
連戦が続く甲子園では、複数の優秀なピッチャーを擁立するのが主流になりつつありますが、県立高校では一人でも優秀な投手が現れることは大変なことです。
平成の奇跡と言っても過言ではありません。
同時に9人のみでたたかうチーム作りにも驚きます。
全員秋田県内出身と言います。
常識を徹底して覆したという意味では、比較できるのは徳島の池田高校です。
その当時より一層、公立高は厳しい状況ですから。
秋田県は甲子園対策を独自に練ってきたといいます。
第一線のアドバイザーを招聘しているというのです。
そのアドバイザーからは、決勝が終わるまで話せないことがあると。
もちろん、吉田投手のことです。
それは、彼の持つ強みのことか、それとも弱点なのか興味深いです。
明日、2時から試合が始まります。
日本国中が注目する大一番になります。
両チームともベストパフォーマンスを見せてください。
2018年8月21日14時です。