岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

明日は、勉強会スタートの日です

2010-06-01 22:02:07 | 地域包括支援センター


テーマは「介護保険制度とケアマネジメント」
学習内容を書き出してみました。
法律
1.介護保険制度については、成立時期から2006年改訂、そして地域包括支援センターの法的根拠の読み込み。
2.指定介護予防支援と地域支援事業とは。
3.指定介護予防支援と地域支援事業の財源について。
4.周辺法との関係(自立支援法、老人福祉法、高齢者虐待
防止法、生活保護法など)
5.地域包括(指定介護予防)運営規定の読み込み。

ケアマネジメント学習では、介護予防ケアマネには限定しません。
介護ケアマネも学びます。

1.要介護のサービス給付についての学習(これがよくわかっていない)
2.居宅(介護の単位数、加算の勉強他)やサービス事業所をゲストに迎えて
3.ケアプラン作成のレベルアップなど、ノウハウ披歴(先輩より)
4.利用者の名簿や給付管理の手順ノウハウ披歴(先輩より)
5.事例検討(一人悩んでいることなど)
6.新任者の悩み相談
7.面接失敗事例発表

8.要支援・要介護の連携(居宅連携):引継ぎ時の外せないポイント
9.月途中での要支援⇔要介護(給付管理の計算)
10.給付管理(日割り計算をする場合)
11.被保険証の読み込み(裏面の意味)
12.プラン自己作成の手続き
13.暫定プランについて
14.認定制度の仕組み
15.同居家族のいる場合の訪問介護(厚生労働省通知と事例検討)
16.65歳:自立支援法から介護保険に移行時のサービス調整(だけではすまないこと) 
17.他市町村に住民票がある方、市内に住民票がありながら他の市町村の施設等に
住まれている方の申請手続き。

18.訪問調査内容を知る
19.認定調査結果資料の見かた
20.医師意見書の見かた

21.医療連携(退院支援も:カンファレンスや看護サマリー)
22.福祉事務所、社協連携(手帳等も)
23.生保連携 みなし認定 (社会保険加入者、無保険者) 65歳到達時

24.福祉用具貸与(例外給付も)
25.住宅改修(できること、できないこと、意見書の書き方)

26.介護保険外サービス(市の独自施策や民間サービス)
27.お金にまつわる制度、施策(社協、生保ほか)
28.年金制度(共済、厚生、国民、企業、基金ほか)
29.健康保険(岡輝高齢者医療制度移行時ほか)

30.ホームページの見かた(厚生労働省。ワムネット他)→見る価値のあるホームページやブログについて
31.認知症のホームページとブログ(当事者のブログ)

32.薬の話(よく処方されている薬)
33.高齢者に多い病気について
34.医療検査データの見かた

35.高額医療合算介護サービス費について
36.自分自身の健康をどう守るか(チームによる見守り、チームで健康を守る。)

書き出してみるととても私の力では無理です。
皆さんの声を聞きながら、勉強を進めることになります。
基本は、先輩が後輩に教えなくてならないことの一覧です。
さて、うまく伝えることができるでしょうか。

皆さまのホームページやブログが教科書です。

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
お互いをしりあう機会 (どりーむ)
2010-06-02 01:03:44
体系的な勉強会になりそうですね。

私の地域の地域包括でも
「介護給付のことはよくわからない」というを言っているのを
よくききます。

また、私がよく言っているですが、
地域包括の人達が、
地域の人達になにをしてくれているのかが
情報がない
・・・と。

私の地域では、
行政からの連絡会議の類も
地域包括と居宅とは別々に行われますので、
まったく、接点がありません。

こいうったことからも、
共に勉強会をしていけるとよいですね。
返信する
ネットで学ぶ (bonn1979)
2010-06-02 05:59:15
ネットで情報や意見を交換する人たちが
実際に会って交流を深めるオフ会。

実際に勉強会をされている内容をネットで
公開されるいわば「オン会」?

さまざまな形で
現実に起きていることを
言語化・体系化
していく試みが
始まってきましたね。

貴記事を拙ブログにリンクさせていただきました。
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課題は多い。 (岩清水)
2010-06-02 21:45:22
私にはベテランケアマネと新人包括という構図が目に浮かびます。
新人がどうしてベテランケアマネの相談に乗れるのか。

ケアマネ以外の地域包括職員にとって、ケアマネジメントは鬼門のようです。
これではだめです。
お互いが切磋琢磨する場をつくらねばなりません。
ちなみに当地域包括ではケアマネ資格を持っている職員が8名います。
ベテランもいます。
その点は少し違うかも知れません。
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Unknown (岩清水)
2010-06-02 21:51:39
bonn1979先生
コメントありがとうございます。

私もネット上の様々な試みに刺激を受けています。
先生のようなTwitterでのオフ会ということは
できませんが、
とにかく、オンオフを繰り返していきたいと
思います。
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