岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

高畑勲展その5、カタログで見る『じゃりン子チエ』、『セロ弾きのゴーシュ』

2020-09-20 16:22:58 | 高畑勲

1981年

『じゃりン子チエ』 Downtown Story

映画/1981年4月11日公開 原作/はるき悦巳  監督/高畑勲 脚本/城山昇・高畑勲 

作画監督/小田部羊一・大塚康生 美術/山本二三 音楽/星勝 制作/東京ムービー新社

海外TV3部作から日本へ、

主人公の小学生チエと喧嘩や博打に明け暮れる父親テツ。そしてこの二人をとりまく下町の人々の姿を、人情味あふれる喜劇として描いた。

高畑は大阪の町をロケハンしてリアリティのある背景を作り、さらにそこに平面的な漫画のキャラクターを馴染ませる工夫を凝らした。

この作品以降、高畑の関心は、日本人の所作や生活を表現することに向かった。(カタログより)

今は懐かしい大阪の町が情緒豊かに残されました。

このチエちゃんをアレンジコピーしたのが、NHKのチコちゃんではないでしょうか。

大阪臭さを脱色して作られたキャラクターのように思われます。

 

『セロ弾きのゴーシュ』 Gauche  the  Cellist

映画/1982年1月23日公開/63分 原作/宮沢賢治 監督・脚本/高畑勲 キャラクターデザイン・原画/斉田俊次 美術/椋尾

 ムクオスタジオ 音楽/間宮芳生 企画・制作/オープロダクション

 

銀河の美しさに驚きました。

やはり銀河鉄道の夜ですね。

 

続きます。

 

お読みいただきありがとうございました。



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