昨夜、岡山市・禁酒会館にて、中川五郎さんのライブを聞きました。
「受験生ブルース」や「主婦のブルース」を覚えておられる方もいらっしゃるでしょう。
関西フォークの弟世代と言っていいのでしょうか。
同時代を生きてきた人々が観客でした。
不思議な一体感がありました。
歌い始めて52年だそうです。
普通の歌手なら、芸能生活52年というのでしょうが、それは似合いません。
東京から「ひかり」で岡山まで来られたそうです。
「ひかり」は、ジパングが使えますからね。
観客の数を考えると、ギャラというほどのものはありません。
しかし,演奏は素晴らしかった。
エネルギッシュで途中で倒れるのではないかと思うほどでした。
会場で、中川五郎『ディランと出会い、歌いはじめる』を購入しました。
読み始めたらやめられないほど面白い。
大切にします。
半世紀の間、ひとつのこと(だけでないでしょうが)を持続してことの凄さが演奏にも本にも表れています。
人間、長生きしなくてはいけません。
刺激は求めれば与えられます。
お読み頂きありがとうございました。