岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

『津波のまちに生きて」 川島秀一著 推薦します。

2012-09-29 08:52:20 | 東日本大震災

著者は気仙沼市在住の文化人類学・民俗学者。
母親をこの震災で失う。

三陸の地において、繰り返された津波、多くの犠牲を払いながら、人々はどのように行動してきたか。
集団移動や、再び被災地に住居を建てることになる経緯もわかる。
歴史に学ぶことが多いということを教えてくれる。

山口弥一郎という研究者が1943年に書した『津波と村」の紹介など、重要な記述であふれている。
書評を添付します。


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