最近のNHKを考える。

実家のテレビはリモコンが壊れチャンネルはNHKに固定されたままです。
テレビ本体ではチャンネルを変えることができるのですがほとんどしないのです。

で、テレビは不本意ながらオールNHKとなっています。
情報が偏ってしまうのではないかと危惧はしております。

さて、文字通り「NHKウオッチャー」として最近気になるのは、自社番組宣伝が常態化していることです。
ある番組の中で他の番組の宣伝をしているのですね。
「あさイチ」「スタジオパーク」「ゆうどき」などのゲストに他番組出演者がたびたび登場するのはお愛嬌だと思いたいけれど、これらの番組はほぼ毎日あるので情報量は膨大になる。
芸能人に疎い私にとっては情報源でもあるのですがちょっといくらなんでもくどいではありませんか。

昨夜の10時からの「LIFE!」にもびっくりした。
通常はこんな時間にテレビは見ないのですが、この番組もなんども予告が流れていました。
たまたま、ニュースウオッチ９で井上あさひアナが孤軍奮闘をしているのでテレビが点いたままになっていました。知的な井上アナが地元岡山出身という、どうでもいい理由で応援しています。

「LIFE!」は、うっちゃんが中心になって進行するコント番組なのですが、なんと「あまちゃん」の撮影風景のパロディをやっていました。
その上ですね、「あまちゃん」脚本家の宮藤官九郎さんが登場しコントの主役を演じるのです。
アキはうっちゃんが演じるという恐ろしい展開です。
なかなか面白かったのですが
ここまでやりますかNHK、とは思いましたが、面白いことは面白いね。

ところでこのように「番組宣伝的な周辺番組構成」はNHKのお家芸となってきました。
この戦略が常態化していることは視聴率アップ⇒存在感のアップということをNHKの方針としてもっていると思わざるを得ません。

営業は必要でしょうが、危険も伴います。
特に民放ができにくい番組宣伝方法を多用することは、「番組告知の公平性」？という点から問題があると考えます。

公共放送であるNHKはこのことを十分に理解し番組作りに励んでいただきたいと思います。