岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

11月18日は交通事故犠牲者の日。

2007-11-11 09:59:07 | 日本の仲間
この世界共通の日(11月第3日曜日)は、2005年
世界保健機構が定めた。
発端は 93年に英国の「ロードピース」という団体が始めたという。
交通事故は世界的課題だから、犠牲者のための日を制定することは
重要なことだと思う。

日本では今年が初めての取り組みになる。
シンボルの「黄色い風車」は、犠牲者が「千の風」となって、
身近にいることを知るためという。

交通事故の犠牲者は。日本では6千人台だが、これは24時間以内の
死亡者で、その後の死者数を推測すれば1万人を突破するはずである。
負傷者数は数十万人に及ぶ。
イラク戦争に匹敵する数字である。これは日本国内だけ。
私はよく救急病院に行くが、交通事故による多くの被害者を見る。
ここは、野戦病院かと思うほどだ。

世界での統計は知らないが、数十万人の死者がいることは間違いない。
この数字は重大な数字ではないか。

運動が大きくなり この現代の悲劇を直視する人が増えることを期待する。

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