岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

団地の理事会が厳しい。

2007-11-11 09:34:50 | 日本の仲間
土曜の夜は、団地の理事会だった。
7時半から11時と長かった。
理由は来年度に三役として残る人を決めるために
長引いたからだ。
1年間、理事を務めたあとに数人が三役として残るのである。
これが決まらない。
高齢者や時間のとれない人が多いためだ。
分譲団地だが、高齢者が多くなった。
母子家庭もある。夜間の勤務の人もいる。
さまざまの理由で、みんなのために時間をとることが難しくなった。
一方、地域の行事も多く、頑張れば頑張るほど、仕事は増える。
その状況を知っているだけに、よほど好条件(時間がある、責任感が
強い、体力もある)が揃わないと、理事長はできない。

そして、案の定、誰も理事長を受けない。
これは、初回の理事会で「今年は難しい」と思ったことが当たったことに
なった。

かって、10年以上前に理事をやっていた時は、確かにみんな若かった。
そのまま年をとったわけで、平均年齢が上がるのは仕方がない。
ではどうするばいいのか。
管理を事業者に任せるのか。それで、収支が合うのか。
団地内ボランティアチームがあれば、それを活用するのか。
団塊の世代が中心になって、地域を活性化しているという話を
聞くことも増えた。
多分、この世代がこれからの地域をリードしていくのだろう。

しかし我が団地では、とにかく、手間を省いていくしかない。
運営に負担がかからない方法を模索することになる。
団地の運営が大変だとよくわかった一年だった。

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