宇高フェリーの廃止撤回へ。

この3月末で、運航を廃止するとの『廃止届』が提出されていた四国高松と岡山玉野を結ぶ宇高フェリーが、
4月以降も運行されることとなった。

こちらのローカルニュースでは細かく報道されている。

利用者の皆さんは胸をなでおろしている。

一度、廃止をしてしまえば、復活することなど可能性０％。

今回のように、廃止届提出後の撤回というのも聞いたことがない。
二つのフェリー会社が相次いで撤回した。

どうもある程度のシナリオがあったのではないだろうか。

国交省への知事による直訴と大臣の反応を見極めて、シナリオを進めていったのではないだろうか。

その背景には、航路をなくしたくないという思いがあり、それが選択肢のある戦略となり
シナリオライターにとってベストに近い進展を見せたのではないだろうか。

見ていても、関係県市、議会、組合、そして全国海員組合までもが声明を出した。
これまで、あまり聞いたことがない連携だ。

これは政権交代のひとつの成果ではないだろうか。
前政権下では実現できなかったと思われる。
そして、最後はみなさん国頼みのようだ。

前原さん、馬渕さん、知恵を絞ってください。
よろしくお願いします。
ということになりました。