20年度は今日まで。
今日は別れの日。
明日は出会いの日です。
出入りの激しいのがこの業界。
明日からは職場が一変するでしょう。
新しいメンバーが6名ですから。
しばらくはてんやわんやでしょう。
市が政令都市になるために担当地区も広がります。
本日、4月以降に対応するためにパソコンのソフトをバージョンアップすると
早速、動作不良を起こしてしまった。
パソコンだけはなんとかしなくてはならないが、後はなんとかなるでしょう。
心配することの9割は杞憂におわるといいますから?
そこで、疲れた体には、本読みがいいのではと思って
『ケアワーク 支える力をどう育むか』西川真規子著
日本経済新聞出版社2008年12月
大学の先生ですが、装丁もカジュアルな感じでとっつきやすそう。
文章も平明でわかりやすい。
ケアワークに関しては、ふたつの通念が障害になるという。
①ケアワークが伝統的に公式な教育訓練を経ず、無償で家庭において提供されてきたこと。
②有償で提供されるようになっても、市場化がすすむことによってケアワーク従事者の
金銭的報酬が低い水準に抑えられる傾向がある。
とてもよくわかる。
ケアワークは女性が担ってきた。それゆえ、市場化しても賃金が低い。
その賃金を決めることの中心に、中央官庁や国会議員という男性世界がある。
福祉職の低賃金はジェンダーの視点から考える必要があります。
シャドーワークゆえの低賃金ですか。
ということは、賃金を上げることの意味はとても大きいということになります。
賃金が低いと職場を離れる人が多いのは、決して悪いことではありません。
それは消極的抵抗でしょうから。
しかしできれば、今回の加算改訂のような姑息な手段ではなく、正々堂々と賃金アップを
勝ち取っていくことが必要と強く思います。
※写真は犬養毅が首相になったおり、地元から専用列車で500人が上京し
首相官邸で記念写真をとって時のもの。
500人が一枚のパノラマ写真に写っている。
木堂会という会員組織があったという。
犬養毅記念館にて。
貴ブログの記事を引用して私のブログでも紹介しました。
*第2669号