今場所の間、寡黙な男に徹した朝青龍だが、
場所が終了したときに、言いたい言葉をイメージしていたのだろう。
この言葉が、シュワルツネッガーの「ターミネーター」で使われたのは
よく知られた話だ。
朝青龍が、今場所の目的にしたのは、この映画の主人公のように
自らが 今場所の主人公になることだった。
今まで22回の優勝を成し遂げた横綱は、
勝つための奥義は、
一番一番に集中することしかないことを理解していた。
そして、場所前にすでに今場所は戦えるとの感触を得ていたと
優勝決定戦後に、初めて明かした。
この感覚は本人の心の奥に置かれたままだった。
だれにも漏らしていない。
話すことで、わずかに得られた感覚がするりと抜けてしまうかもしれないからだ。
しかし、いかに老練な横綱でも、勝負は一瞬、時の運もある。
勝つことを得たから、言えることでもある。
優勝したから知りえたことが多かったのも今場所の特徴。
朝青龍の活躍で、「相撲界は戻ったきた」。
救われたのは、本人と協会の二者であることは間違いない。
さて、初場所の夢が覚める前に、相撲界の改革を進めないと
まさに夢で終わりますよ。
相撲協会さん。
場所が終了したときに、言いたい言葉をイメージしていたのだろう。
この言葉が、シュワルツネッガーの「ターミネーター」で使われたのは
よく知られた話だ。
朝青龍が、今場所の目的にしたのは、この映画の主人公のように
自らが 今場所の主人公になることだった。
今まで22回の優勝を成し遂げた横綱は、
勝つための奥義は、
一番一番に集中することしかないことを理解していた。
そして、場所前にすでに今場所は戦えるとの感触を得ていたと
優勝決定戦後に、初めて明かした。
この感覚は本人の心の奥に置かれたままだった。
だれにも漏らしていない。
話すことで、わずかに得られた感覚がするりと抜けてしまうかもしれないからだ。
しかし、いかに老練な横綱でも、勝負は一瞬、時の運もある。
勝つことを得たから、言えることでもある。
優勝したから知りえたことが多かったのも今場所の特徴。
朝青龍の活躍で、「相撲界は戻ったきた」。
救われたのは、本人と協会の二者であることは間違いない。
さて、初場所の夢が覚める前に、相撲界の改革を進めないと
まさに夢で終わりますよ。
相撲協会さん。