岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

若年性認知症の当事者 佐藤雅彦さんが書かれた文章です。

2014-08-19 06:09:56 | 佐藤雅彦さんと認知症のページ 
ご本人の許可を得て、facebookに書かれた文章を転載させていただきます。
今までの記事は、カテゴリー「佐藤雅彦さんと認知症のページ」に載せています。

以下、原文です。

スケジュール管理、私の工夫加筆修正しました。

スケジュール管理は、認知症になると、次の理由でむつかしくなる。

1. 日付け分からなくなるので,手書きのスケジュール手帳では、予定が書いてあってもその予定が今日であるかが分からない。(グーグルカレンダーだと画面に今日の日付けが表示されるので便利です。)

2. 字が書けなくなるので、手帳にスケジュールが書けなくなる。

3書いた手帳をなくす。

4パソコン、IPADに自分で入力すると、勘違いで入力を間違える可能性がある。予定

5.予定を覚えていられなくなり、同じ時間にダブって、予定をいれる。

私の工夫

1、 グーグルカレンダーを使用して信頼できる人に入力を頼んでいる。入力ミスを防ぐ。

2、 予定の管理も信頼できる人に管理してもらっている。

3、 パソコンだと、グーグルカレンダーの立ち上げが、面倒なので、iPADで立ち上げ参照している。

4、 IPADに定時にアラームを設定して、音でIPADの所在を確認している。

5、出かけるときは、携帯電話のスケジュール機能を使い出かける10分前にアラームを設定して、注意喚起
 予定の時刻に家を出るようにしている

6毎朝携帯電話の目覚まし機能のアラームで目覚め、グーグルカレンダーでその日のスケジュールを確認して、
 携帯電話にスケジュール機能で、アラームが設定されているか、確認する。

7.複数の予定を同じ日に設定すると、疲れてしますので、一日に予定は一つ。

以上


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