今日の夕刻です。
国会議員向けという体裁ですが、日本国民に向けてのメッセージですね。
15分程度でしょうか。
今までの演説を見ても、それぞれの国の歴史や国民的プライドに訴えかけ支援を呼びかけています。
日本人のこころに響く演説になるでしょう。
米国では真珠湾攻撃の例を出しましたが、日本は対ロシア戦争の歴史があります。
トルコが今でも親日である理由のひとつ、日露戦争での海戦の勝利に触れるでしょう。
もちろん、第2次世界大戦後、今も続く北方領土占領も。
演説の構成は、大統領のメッセージとともに編集された映像も流されるはずです。
日本の全テレビ局がライブ配信されることになります。
外国からのメッセージ放送では前代未聞です。
世論は一気にプーチン・ロシア排斥、ウクライナ支援に統一され、軍事以外の支援が拡大されるでしょう。
それにしても、情報戦においてはウクライナが圧倒しています。
戦時広報に関しても指南役やサポートチームが国内外に存在すると思われます。
軍事だけではありません。
米国が弱腰だという意見も多いのですが、私は組しません。
相当緻密な計画が立てられていたことがわかります。
プーチンに破滅的な行動を起こさせないためにナイフブリッジを渡るようなギリギリの戦略です。
生物化学兵器、核兵器の使用も現実的です。
プーチンにすべてが委ねられているのです。
その標的は世界中です。
戦争はウクライナで終わるのか、いや前哨戦でしかなかったのか。
ウクライナでの戦いが長引きロシアに通常兵器がなくなれば、次は生物化学兵器、核兵器の投入しかないのです。
長期戦は世界の破滅につながります。
世界の希望はロシアの国民による反戦行動です。
対外戦争に注力していると国内の統制まで手が回らなくなります。
歴史が証明しています。
プーチンの足元を崩すことができるのはロシア国民だけです。
そのためにウクライナが時間を稼いでいるのです。
まさか自国民に生物化学兵器、核兵器は使えないでしょう。
お読みいただきありがとうございました。