岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

「自民以外から出ていれば、楽々当選できた人だ。

2007-07-28 10:25:58 | 国民と国会と政治
でも仕方ない、出ちゃったんだから」。

これは東京選挙区丸山珠代候補の選挙事務所幹部の
ことばという。

これが逆風の選挙を戦っている当事者のことばだ。
実は郵政選挙はこの逆だった。
圧勝した後は、後退するしかないのが選挙だが、
まさかこのようにドラスティックに風が変わるとは、
やはり予想外である。

昨日は金曜日、投票所(期日前)を覗いてみると
人が並んでいた。びっくり。
期日前の投票所は、いつもは閑散としていて、スタッフは
「時間が長く感じてつらい」といっていたほどだ。
それがこの金曜日となると違った。

郵政選挙の投票日を思い出した。
午前から投票所に人が並び、驚いたものだ。
ふり幅の大きい選挙が続く。

わが選挙区では、民主当確。
自民と共産が競っている。
これは単に風のせいではない。
郵政選挙でも自民が勝てなかったためだ。
順風でも勝てなければ、風が止んだだけでも負ける。
それが現実だ。
確かに政策に踏み込んだ選挙にはなっていない。
しかしこれで今後は否応なしに政策の話にはなる。
不満や怒りは、具体的な成果につながなくては
ならない。
それが選挙後の課題だ。
もし与党が負ければ、強行採決で通した年金や
天下り法案は国民によって再考を迫られたと
感じてほしい。

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