岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

小沢氏 決断する。

2007-11-04 19:04:56 | 国民と国会と政治
今回の党首会談で、小沢氏は2度決断した。
1回目は、連立をする。2度目は責任をとって辞任する。
小沢氏の細かなコメントを読むと、理解はできるが、
賛同する人間は少数だろうと思う。

付け加えたマスコミ批判はよほど腹に据えかねたのだろう。

よくわからないのは、党首会談を二人でしているのに
その内容が記事になることだ。
どうしてわかるのだろう。
特に特定に新聞系に。
これだから、このような会談はしてはいけないのだ。
小沢氏が辞任するのは仕方がないだろう。
もう衆議院選を戦えない以上、これは仕方がない。
民主党は、大変ではあるが、また一からやり直すことだ。

では自民党はどうだろう。
今までどおりの福田路線でいくのだろうか。
いくのだろうが、衆議院選には、今のままでは無理だ。

自民党の混迷ぶりは、街角の政党ポスターが安倍氏のままである
ことによく現れている。。
新総裁のポスターなど、地域で見たことがない。
これはまだ選挙を戦える顔として認められていないということ。
誰に?
都道府県連にである。
これが混迷と言わずして何と言おう。

さて、少し予想しよう。
民主党の明日からについてである。

まず、小沢氏の進退伺い。これは保留する。
そして、代表は、今の副代表が代理となる。
副代表はいっぱいいるから、協議する機関をつくることになる。
私は、党則がどのようになっているかは知らないのでこのことが可能か
どうかはわからない。

実質的に今の民主党は、いくつかの顔を持っている。
その顔をむりやり小沢顔にしていただけで、小沢顔がなくなっても
やっていくことはできる。
小沢氏が担ってきたシンボルとしての役割を担う人がいなくなったことが
最大の課題だ。
この課題をいかにして克服していくか。
これが見ものだ。
知恵の知恵の出しどころだよ。
議員諸君。

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