💛ウクライナに平和を💛
毎日新聞4月2日記事です。
見出しを見てがっかりしますね。
ロシアが弱体化するのはまず間違いないでしょうが、
もう一つの軍事権威主義大国である中国にとってはプラスの要素になるとは。
記者がインタビューしたのは在米の中国活動家、楊建利氏。
プーチンのウクライナ侵攻が失敗になるのが明らかになるにつれて、習近平がロシアと西側諸国のはざまでどう対応するか難しくなったと
私も思っていました。
ところがそうした分析は誤りだそうです。
習近平はプーチン政権を存続させるために支えるだろうと。
「弱体化したプーチン大統領は中国を脅かす力を失うが、米欧にトラブルを引き起こすだけの力は維持し、結果的に、米欧の中国に対する圧力が分散される。中長期的には中国にとってベストシナリオともいえる状況が生まれる」そうです。
ただ、中国はロシアがウクライナを支配することは望まないしウクライナ東部の独立も賛成しない。そうでしょう。
なぜなら、自ら国内問題と主張する台湾併合とロシアが他国のウクライナを併合するのは違うと世界に示したいから。
ウクライナは他国であり侵攻してはいけない、かいらい政権までは認める、というのが習近平の考えといいます。
確かに中国は現在微妙な立場にあると考えられるけれど、うまく切り抜ければベストシナリオにもなりうるわけですね。
中国頼みの国は多いし、国連決議においても中国に配慮した投票をしています。
ロシアに対して好意的な国はベラルーシ以外にあるとは思えません。(シリア?)
他の棄権国は中国の顔色を見ているのですね。
中国がロシアを非難すれば世界中のほとんどの国と地域がロシア制裁賛成になってしまいます。
ロシアは中国の属国のようになって生きるしかないのかもしれないし、それは中国にとっては悪くない話です。
今回、プーチンはとんでもないことをしたわけです。
火の粉は日本を含め全世界の国々を覆います。
このことでシメシメと思う国があってはならないです。
今後、習近平の行動を注視していかなくてはなりません。
今より悪い事態にならないことを祈るしかありません。
💛ウクライナに平和を💛
お読みいただきありがとうございました。