昨日も本日もロバートさんはスーツ姿でした。
でも進駐軍はまだ撤退していませんね。
ロバートさんが軍服姿で登場した時には少し違和感がありました。
軍服が濃色だったのです。
少し調べてみました。
私たちが写真や映像で観る米軍の軍服はベージュです。
それは、日本に進駐したのが夏だったからです。
夏服だったのですね。
そのため米軍の軍服はベーシュと思い込んでいたわけです。
ロバートさんが着ている軍服の色は、OD色というそうです。
オリーブドラブの略です。
映画を観ていると英国の軍服でよく出てきます。
では、岡山に進駐した軍隊はどこの国から来たのでしょう。
実は、岡山には英国などからの軍隊が駐留していたのです。
英国連邦進駐軍です。
米軍は東日本、英国連邦軍は西日本を中心に進駐していました。
英国連邦進駐軍の本部は呉にありました。
岡山も管轄です。
最近、家の近くにある旧国立病院について少し調べていました。
戦争中までは日本陸軍の病院でした。
終戦直後は、英国連邦駐留軍が使用していました。
プールが映っている写真もありました。
まるでリゾート地のようでした。
リハビリ目的だったのか知れませんが、病院にプールがあったなんて、
そしてそれが実家近くにあったとは。
まさしくカルチャーショックでした。
当時、進駐した英国連邦駐留軍の一員として西日本で過ごした人物にインタビューした研究ノートがネットで公開されていました。
奥村みささん(東洋大学教授)の研究ノートです。
非常に参考になりました。
(リンクしようとしたのですがうまくいきません。ごめんなさい)
お読みいただきありがとうございました。