岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

昨夜、4月18日放送のNHKスペシャルを見直して。

2020-06-16 10:25:30 | 新型感染症

ビデオに録画していたNHKスペシャル「緊急事態宣言 いま何が起きているのか」を観ました。

4月18日NHK総合での放送ですから、緊急事態宣言が発令して10日経過時点です。

外出自粛が強化され、

西浦教授(8割おじさん)から8割目標が提示されましたが、

まだまだその数字に程遠い段階でした。

医療現場も恐怖に晒されていました。

このまま拡大が続けばどうなるのか、最悪40万人の死者も推測されました。

そのアナウンスの効果もあり、8割自粛に近づいていきました。

そして、幸運にも、新型コロナウイルスの拡散は徐々に収まっていきました。

欧州の主要国や米国のようなパンデミックには至りませんでした。

当時はどこまで広がるのか見当もつかず、緊張した日々を過ごしました。

なにが功を奏したのか、今は不明ですが、日本も欧州主要国や米国のような感染に襲われたなら同じような結果となっていたでしょう。

その幸運のファクターは、西太平洋地域に共通しています。

現在進められているベトナムとの人的交流の再開も、幸運のファクターの手助けなくしては考えられなかったでしょう。

しかし、この幸運のファクターが何かが分からない以上、第2波、第3波の対策は現在の対策の継続以上にはなりえません。

 

当時、最前線の状況は本当に恐ろしい状況でした。

のど元過ぎた今からは夢だったように感じるかもしれませんが、当時の先が見えない恐怖は繰り返し思い出される必要があります。

番組では西浦教授が「新たな波が来るたびに緊急事態宣言が繰り返されることになるだろう」と話していました。

ところが、今はもう緊急事態宣言が再発令するなどとんでもないという雰囲気です。

一段と活動再開へと向かっています。

まだまだこれからです。

最大限の注意を継続するべきだと思います。

チャンネル[BS1]
2020年4月25日(土) 午前10:00~午前11:04(64分)
報道特番
番組内容新型コロナウイルス対策として初めて出された「緊急事態宣言」。今、日本はどういう局面にあるのか、そしてウイルスとの闘いにどう対峙(じ)していくべきか考える。出演者ほか【ゲスト】地域医療機能推進機構理事長…尾身茂,北海道大学教授…西浦博,都立駒込病院感染症科・部長…今村顕史,諏訪赤十字病院・臨床心理課長…森光玲雄,【キャスター】虫明英樹,合原明子,【語り】藤井彩子,吉田浩
詳細今月7日、新型コロナウイルスへの対策として出された「緊急事態宣言」。感染経路がわからない感染者が急増し、医療崩壊が差し迫った危機となっている。番組では、ウイルスと闘う保健所や医療機関の最前線を取材。いま、日本はどういう局面にあるのか、そしてこの難局を乗り切って行くにはどうすればいいのか…長期化するウイルスとの闘いに対峙していくすべを考える。

 

お読みいただきありがとうございました。



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