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私たちは、小沢氏をどのように考えればよいのか。
なかなかの難問です。
言えること。
小沢は小沢。他に似た政治家がだれかといえば、ちょっと見当たらない。
賞味期限がやたらと長い。
民主党の若手議員にとっては、党をバラバラにするのではないかと思われた人物。
メジャー党からマイナー党へと立場を変え、第2政党の代表へと迎えられ、
いまや、総理を狙う位置へ。
政治界の中で、どのように立場が変わろうが、絶えず議員、側近、秘書を多く周りにおき、
威厳を保った。
そのためには、多くの資金が必要だったことは間違いない。
このように見れば、彼にとって政党は仮の住まい。
一党にこだわることはない。
今回のスキャンダルでも、彼が守るものは、限られている。
彼は、今やどのようなかたちで政治家の終結を迎えても受け入れるだろう。
しかし、与党にとっては、今でも、いや今だから、彼が一番怖い。
民主党にとっては、与党が怖がるという価値がある。
党内の重しとしての価値がある。
そして、選挙を知り尽くしている。
今度の総選挙の指揮者は、小沢氏をおいていない。
たとえ手負いになっても、この道を進むしかない。
与野党とも、今のままで選挙に突入するしかないのだろう。
まったく目が離せないことになった。
間違いなく、今までみたことのない総選挙になるだろう。
雛まつりの日だというのにね。