岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

実習生の質問。

2009-09-28 21:00:47 | 社会福祉士
実習も終わり近づいてきました。

4時頃に席に帰ってきた私に近づいてきて、「質問があるですが」、

どうぞと答えると、

「相談援助をするときに何に気をつけていますか?」

メモを片手の質問です。

それは「企業秘密です」ともいえず、当たり障りのないことを言ってはみたものの、
実習生は納得しない様子。

そこで、奥の手を使ってしまった。

おもむろに、机の中から、分厚い本を取り出して、

この本の厚みを見れば一目瞭然、相談技術というのは奥の深いものだと煙に巻きました。
書籍の題名は、『身体知と言語』奥川幸子著。

本のほとんどのページには、線が引いてあり、一度は読了しているようにみえる。
※実際読んだが今となってはかなりやばい状態。

「この本、読んでみましょうか」と実習生さんに手渡した。

実習生への「相談援助」としては、落第点でした。

※100m走の塚原選手。北京五輪のメダリストですね。

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2 コメント

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スタートライン (どりーむ)
2009-09-29 01:40:52
記事を読ませていただき、思わずでした。実習生さんは、大変な宿題をもらいましたね。

「相談」ではなく「相談援助」
「相談を介して援助する」

その質問ができるという実習生さんのこれからに期待したいですね。
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今日の実習生 (岩清水)
2009-09-29 21:53:09
今日の実習生さんの様子。
時間を見つけては、本を読んでいました。
彼女の様子を見ていて、研究者向きではないかと思いました。
今後に期待したいと思います。
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