

先日、パラグアイ戦を一階の食堂にあるテレビで一人で見ていましたら、
父親が寝室から起きてきました。
父親はもともと昼夜逆転の生活だったのですが、中度の認知症になった今もその習慣は変わりません。
最近は怒ることが多くなってきました。
なにかこだわりがあるようです。
その夜は、私がサッカーを見ていると
「なんで起きとるんじゃ」と聞いてきます。
サッカーを見ていることを説明すると、
「早く寝ろ」と怒りだしました。
テレビの前で困ってしまいましたが今は離れるわけにはいきません。
何度も繰り返します。
「早く寝ろ。おえん、おえんぞ」。
たぶん私が小学生のように思ったのでしょう。
勉強もしないで夜更けまで起きてテレビを見ている困った子どもと。
しかし、この夜は少々怒られてもテレビの前を離れるわけにはいきません。
ありがたいことに、そのうち父親は諦めて怒りながら寝室に入ってしまいました。
「しめしめ、集中して見れるぞ」と最終盤を見ました。
PK戦はサッカーではないといったのは、オシム氏。
試合は引き分けで終わったということです。
PK戦は、ベスト8参加のためのじゃんけんのようなものです。
記者会見、見る価値のあるものでした。
今のわかいもんはエライ!
※被災直後の天満屋百貨店。右写真は6年後の写真です。
見事に復興しています。