
赤松力著 御茶ノ水書房
著者は、1929年生まれ。岡山市勤務。『岡山市百年史』を編纂されている。
ここ2週間ほど、この本を読ませていただいています。
明治初年から昭和の中期までの岡山県(特に岡山市)の社会事業について書かれています。
ずいぶんと学ぶところの多い書籍です。
赤松氏は公の市史を編纂しながら、個人としては、近代日本の社会事業における問題点
(国家の社会事業に対する)を的確に指摘しています。
公的な仕事では書ききれない部分を、個人による私的な仕事において、補っているといえます。
岡山県では、キリスト教徒による社会事業が著名な個人名とともに多くの書物によって紹介されています。
そのことは心もとない程度ですが、私自身の知識となっています。
この本では、岡山県の社会事業は、実に多くの有名無名の人々によって起こされ、
継承されてきたことがよくわかりました。
そして、今はほとんど忘れられている人々の行いに触れ、その魅力的な人格や生涯を、
ご本人の足跡をたどりながら、歩いてみたいと思いました。
岡山社会福祉事業の今後を指し示す羅針盤のような本だと思います。
たかが100年。されど100年。
人々の蓄積は、計り知れないスケールであり、宝庫でもあると知らされました。
そして、謙虚たれ、と教えられました。
著者は、1929年生まれ。岡山市勤務。『岡山市百年史』を編纂されている。
ここ2週間ほど、この本を読ませていただいています。
明治初年から昭和の中期までの岡山県(特に岡山市)の社会事業について書かれています。
ずいぶんと学ぶところの多い書籍です。
赤松氏は公の市史を編纂しながら、個人としては、近代日本の社会事業における問題点
(国家の社会事業に対する)を的確に指摘しています。
公的な仕事では書ききれない部分を、個人による私的な仕事において、補っているといえます。
岡山県では、キリスト教徒による社会事業が著名な個人名とともに多くの書物によって紹介されています。
そのことは心もとない程度ですが、私自身の知識となっています。
この本では、岡山県の社会事業は、実に多くの有名無名の人々によって起こされ、
継承されてきたことがよくわかりました。
そして、今はほとんど忘れられている人々の行いに触れ、その魅力的な人格や生涯を、
ご本人の足跡をたどりながら、歩いてみたいと思いました。
岡山社会福祉事業の今後を指し示す羅針盤のような本だと思います。
たかが100年。されど100年。
人々の蓄積は、計り知れないスケールであり、宝庫でもあると知らされました。
そして、謙虚たれ、と教えられました。
たしか新井白石によれば、江戸期から岡山の治世は、いまでいう福祉政策が優れていたとか・・(加賀藩と並び)
「坂之上の夜明け」という工事中のブログでは、全国で8つの地域を選んで勉強する予定
ですが、岡山もその一つです。
坂之上の夜明け
いつも「坂之上の夜明け」読ましていただいています。
岡山地域の資料、できるだけアップさせていただきます。
美唄のNPOのブログを、ブックマークに加えました。とても興味深かったです。