参議院議員選挙が終わって、こころに整理がつかないうちに都知事選挙がはじまる。
別に都民ではないから関係ないといえばそれまでだけれど、興味はある。
参院選は選挙期日が決まっており、事前の準備が十分できたといえる。
一方、都知事選は前知事の辞職という突発的なことで始まった。
当初から時間がない上に参院選のために動きが取れなくなった。
それだけに候補予定者や各党の動きが手に取るようにわかった。
小細工のしようがなかった。
見世物としては面白い。申し訳ないことだが。
選挙をするには、勝てる見込みが必要だ。
(そうでない選挙もあるがやはりマイナーだ)
不透明な候補者の決定の仕方があるかもしれないが、それでも透明度は高かったようにみえる。
支持基盤があるほうがよいのは間違いないが、やはり「人気」や「人柄」そして、よくいわれる「華がある」かどうかも重要だ。
たとえば、蓮舫氏の人気は、都知事選でも威力を発揮したに違いない。
今回の都知事選にはそこまでの「華がある」候補はいない。
それぞれに弱点がある。
それぞれにチャンスもある。
候補者は走りながら考えている状態。
有権者は歩きながら、都のリーダーを見つけることができれば思う。