3月19日のNHKスペシャルを観ました。
12年前の福島第一原発の格納容器の中でなにが起こっていたのか。
研究の最新情報でした。
東日本が壊滅的な被害を受けるのではないかという危機的な状況があったことは知られていますが、
幸運にもその事態は避けられた。
しかしそれは偶然に助けられたとしかいえない状態だった。
実際のところ、格納容器内部で何が起こるのかは想定できない。
専門家の知識や情報も限られている。事故が起こった場合は手探り状態に陥るしかない。
もちろん、事故の実験をすることもできないし、多くの事故を経験することもできない。
ゆえに経験値が得られない。
政府はよく最高レベルの安全性を確保しているというけれど、それは言葉の遊び。
原発は常に過酷事故の危険性をはらんでいる。
起こってしまえば未知の領域に突入してしまい、
予期できないことが起こりうるということを肝に銘じなければない。
その恐れに向き合っていない原発再稼働などはとても容認できるものではない。
お読みいただきありがとうございました。
ウクライナに平和を!