「フラガール」をTVで観ました。
常磐ハワイアンセンターは有名だから、名前だけは知っていたが、
その成り立ちを知っているわけではなかった。
いい映画でした。
炭鉱を舞台にし映画は、滅び行く街や去っていく人を描くだけに
哀愁が漂う。そこが映画に深みを与える。
古くは、ジョンフォード監督の「我が谷は緑なりき」。
また、近年製作された英国映画「リトルダンサー」も素晴らしかった。
ともに英国の炭鉱を扱っているが前者は19世紀末のウエールズ、
後者はサッチャー時代で追い詰められる労働者階級が題材と
なっている。ともに素晴らしい映画で、これで私にとって
3大炭鉱映画が揃ったことになる。
同じ炭鉱映画でも、英国と日本では著しく違うのは
炭鉱の町の住宅事情。
日本は長屋暮らしで狭い。
英国では労働者の家として、まずまずの大きさがある。
住宅に対する考え方の違いを感じる。
さて「フラガール」の炭鉱映画の際立った特徴は、
炭鉱従業者の就職先をつくる映画ということである。
このような題材の炭鉱映画は知らない。
炭鉱の街から出ていく人間を扱う映画なら、
「青春の門」「リトルダンサー」がある。
常磐ハワイアンセンターの設立は1970年代だから、
高度成長が終わって、国民総レジャー時代に入った時代だ。
時代も合っていたのだろうが、その後40年近く経った今も
年間150万人の入場者数があるというのは大変なことだ。
東日本の大事な財産だ。関西に住む私には少し遠い話だが。
常磐ハワイアンセンターは有名だから、名前だけは知っていたが、
その成り立ちを知っているわけではなかった。
いい映画でした。
炭鉱を舞台にし映画は、滅び行く街や去っていく人を描くだけに
哀愁が漂う。そこが映画に深みを与える。
古くは、ジョンフォード監督の「我が谷は緑なりき」。
また、近年製作された英国映画「リトルダンサー」も素晴らしかった。
ともに英国の炭鉱を扱っているが前者は19世紀末のウエールズ、
後者はサッチャー時代で追い詰められる労働者階級が題材と
なっている。ともに素晴らしい映画で、これで私にとって
3大炭鉱映画が揃ったことになる。
同じ炭鉱映画でも、英国と日本では著しく違うのは
炭鉱の町の住宅事情。
日本は長屋暮らしで狭い。
英国では労働者の家として、まずまずの大きさがある。
住宅に対する考え方の違いを感じる。
さて「フラガール」の炭鉱映画の際立った特徴は、
炭鉱従業者の就職先をつくる映画ということである。
このような題材の炭鉱映画は知らない。
炭鉱の街から出ていく人間を扱う映画なら、
「青春の門」「リトルダンサー」がある。
常磐ハワイアンセンターの設立は1970年代だから、
高度成長が終わって、国民総レジャー時代に入った時代だ。
時代も合っていたのだろうが、その後40年近く経った今も
年間150万人の入場者数があるというのは大変なことだ。
東日本の大事な財産だ。関西に住む私には少し遠い話だが。