岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

父の状態について、医師と話し合う。

2014-12-06 05:15:32 | ケアラーのために
両親の介護について、このブログで書くことは今ではほとんどないのですが、少し書きます。

父は特養に入所中です。
すでに座位を保てなくなり、リクライニング車椅子利用です。
食事の量も3分の1以下になりました。
もちろん、流動食です。
痰の吸引もしています。
ずいぶん痩せてきました。

昨日の医師との話し合いは、現状とこれからの対応です。
・緊急の事態が起こった場合の対応。
・延命処置をするのか。
・見取り介護について。

90歳を過ぎていて、認知症も進んでいます。
不自然な延命は考えないようにしようと話をしています。

その他、ブログでは書けないような様々な課題があります。
母のこともあります。

でもなるようにしかなりません。
粛々と現実を受け止め、最良と思われる判断をするのみです。

小説家の池波正太郎さんは母親の介護をしていたのですが、
「親の介護をしていたら、いつのまにか私も初老になっていた」という文章を
20年以上前に読んでいました。
印象深くいつまでも忘れられませんでした。

今となっては、まことによくわかります。


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