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私は一相撲ファンです。
多くの方が同じだと思います。
直接、見聞したことはありません。
浅草橋や両国でお相撲さんをみる程度でしょう。
子どもの頃、岡山にも巡業があり、大鵬の相撲を遠くから見た思い出があります。
遠い存在でありヒーローでした。
もちろん、日本人のみの相撲界でした。
それから50年は経ったでしょう。
大相撲はすっかり変わってしまいました。
外国人力士が頂点にいます。
国際親善、グローバル化という意味では仕方ないことかもしれません。
が、やはり国技という定義も怪しくなりました。
今回は暴力事件、協会の統治などの問題が明らかになりました。
日本相撲協会は、幕末の徳川政権の様相を呈しています。
各部屋は藩のようです。
藩主は有力力士に直言もできないようです。
力士は、その実力が相撲興隆の元であり、ファンに支持されていると思い込んでいます。
千秋楽の白鵬の行動は、その表れといっていいでしょう。
モンゴル会も同様です。
自分たちが角界をリードしているという自負であり傲慢さが見えます。
今朝の報道では、白鵬が力士の総意として、巡業部長の交代を迫っています。
もちろん、その総意には貴乃花部屋の力士は入っていないでしょうし、他の部屋の力士の意思をどうして確認したのでしょう。
しかし、結果的に貴乃花理事は外されました。
相撲協会の考え方が垣間見れます。
貴乃花理事の相撲に対する考え方は理解できると思います。
理想像があるのでしょう。
しかし、現実的と思う人が多いでしょうか。
白鵬の考えと行動によって、混迷の度は深まるばかりです。
今回の「事件と騒動」は着地点が見えなくなってしまいました。
私の考えもまとまりません。