岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

3年が過ぎたけれど。

2014-03-05 05:53:39 | 東日本大震災
3回目の3月11日が近づいてきた。
私にとっては長い月日のように思えるが、被災地の方々の思いはどうなのでしょう。
先日、被災地の復興商店街の方々のお話を聴きました。
仮設閉鎖の期限もあるけれど、本格的な商店街再建へはなかなかつながらないという話だった。
町の人口も半分以下になっているところも多いという。
住民票を置いたまま避難している人も多く、実数はわからないらしい。
お客さんあっての商店街、人口激減では今まで通り規模への復興とはいかないようだ。
一方、行政は様々な復興プランを提示し期限も切ってくるけれど、住民の気持ちがついていかないという話も聞いた。
補助金事業には期限があるということなのだろう。
でも、人々の気持ちや心の持ちように期限が切れるわけではない。
一口に復興と言っても本当に難しいと思う。

少しでも暮らしやすくなり、未来への希望をもっていただきたいと祈念するのみです。


「私たちが考えた三つの津波対策」 女川中学生の訴え
朝日新聞デジタル>マイタウン>宮城>記事より  3月4日最近、引用元を記述することもなんだか難しくなっているなー。この記事は女川中学生が津波対策を熟議した後の結論、そして提...


2014年3月5日 朝日新聞デジタルより

原発事故「風化感じる」77% 福島県民、共同世論調査


朝日新聞社と福島放送による福島県民を対象とした世論調査で、国民の間で福島第一原発事故の被災者への関心が薄れ、風化しつつあると思うか、と尋ねたところ、「風化しつつある」は77%で、「そうは思わない」の19%を引き離した。

昨年3月の調査では72%対25%だったので、風化を感じる人が少し増えている。今年2月の全国世論調査で同じ質問をしたところ、69%対27%だったので、福島県民の方がより風化を感じていることがうかがえる。

また、福島の復興に道筋がついたかどうか、尋ねたところ、「大いに」「ある程度」を合わせた「ついた」は17%で、「あまり」「まったく」を合わせた「ついていない」は82%に達した。昨年3月の18%対80%とほとんど変わっていない。


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