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岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

「市人事委員会の勧告に対する組合の怒り」 どう思われますか?

2009-11-09 22:24:47 | 国民と国会と政治
当市の市職員組合は、最近ほぼ毎日、ビラを配っています。
私のような組合に守られていない部外者にもていねいに渡していただいています。

内容は、「市人事委員会の勧告に対する組合の怒り」です。
市人事委員会は、月例給平均4972円、一時金0.35月、年収で平均21.1万円削減とのこと。
なぜこのような勧告が出るかといえば、民間に比べて給料が高くなっているからです。
ことの真偽(官民格差)には組合は触れていません。データがおかしいということはないようです。
市当局は、市人事委員会の勧告を尊重すると言っています。

もうひとつ、市議会議員の報酬引き下げは、議員の多数決で否決されました。
「政令市の格」という言葉も飛び出しました。

組合の2009年確定重点要求では、いの一番に、
「誰でも40万円・国公6級到達」とありました。

私たちには雲の上の数字です。

このような組合や議会の姿勢というのは、みなさんどう思われるのでしょうか。
日航の年金削減拒否についてもどうでしょうか。

私はかつては組合員でしたし仲間意識もありました。
しかし、あまりに自分本位に思えてしまいますね。

※桃スタの壁でバスケしてました。

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2 コメント

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バランス感覚 (Maa-chan)
2009-11-10 01:09:54
 地方公務員の賃上げについては,労働三権のうち「争議権」がないことへの代償が,人事委員会による地域の賃金にあわせて人事委員会が賃金の上げ(下げ)幅を「勧告する制度」だとされます。そう考えると,公務員の賃金「相場」は極めて高いものではないと言えます。

 しかし,民間企業特に中小企業の賃金の下落は,人事委員会勧告以上のものがあるでしょう。さらには「官製ワーキングプア」とも言われる非常勤の職員(今や公務員労働の3割くらいと言われています。保育士に至っては半数近くが非常勤の職員という資料を見たことがあります)の賃金の現状を組合が全く見ていないのであれば,あまりにも狭い了見であると言わざるを得ません。

 公務員の「バランス感覚」が問われているのだと,私は思います。自分達の賃金の「出どころ」は何なのか,や歳入の現状,さらには指摘した非常勤の職員の現状等をバランスよく眺めた上で,主張すべきことを決めていく必要があるのだと考えています。

 「天下り」についても同じような構造でしょう。
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同感です。 (岩清水)
2009-11-10 21:28:08
京都で住んでいる市でも保育士の100%が
嘱託でした。
市職労は非正規職員の待遇改善もいいますが、
残念ながら、とても本気とは思えません。
旧態然の組合活動には大いに失望しています。
これからどのように展望を持っているのでしょうか。
職員の待遇改善中心では市民からそっぽを向かれるしかありません。
自ら改革するということは期待できないのでしょうか。
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