岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

宇高フェリーの灯を消さないで。

2010-02-24 22:21:12 | 国民と国会と政治
かつて岡山県の宇野から香川県の高松へ、宇高連絡船が通っていた。
よく利用した。
瀬戸大橋が出来ていから、連絡船はなくなり、フェリー会社のみの営業となった。

そのフェリー会社も瀬戸大橋高速料金の週末1000円で、経営が行き詰まった。

フェリー会社2社は、この3月末で廃止することを決めざるをえなかった。

それからである。
まず、宇野と高松の市長が前原大臣に直訴。
続いて、岡山、香川県知事が直訴。
ともに好感触を得て、笑顔で会見していた。

そして、本日、海員組合やフェリー会社の組合員が直訴した。

大臣は、公共交通機関の維持に前向きであり、皆さんの期待通り、なんらかのかたちで
存続できるように思われる。

岡山県民の私は、フェリーの継続を強く願う。

政治的決断が求められるケースである。

※家に帰る時間です。まだ西の空が明るい。

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2 コメント

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ゆっくリズム (Maa-chan)
2010-02-25 19:47:15
 寂しい話しです。私は「国鉄連絡船」が大好きで,青函・宇高とも廃止前には乗るだけのために通ったものです。

 瀬戸大橋も眺めが良くて楽しいのですが,船の上でのんびり過ごし,(美味しくはなかったのですが)讃岐うどんを食べるという,ゆっくリズムもいいものだと思います。

 採算を度外視してはいけませんが,残せる方向でと願っています。
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ぜひ存続してほしいです。 (岩清水)
2010-02-27 08:32:39
コメントありがとうございます。

瀬戸内海の船旅は波風も少なく、ゆったりとしていいものですね。
また、瀬戸大橋が強風のため通行止めになっても
フェリーが動くことも多く、輸送機関の確保という面でも意味があると思っています。
存続できることを祈っています。
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