
スローガン的にいえば、
「沖縄は日本を見捨てるぞ!」
「沖縄は米軍を見捨てるぞ!」
「沖縄は外交をするぞ」
沖縄が日本から分離すれば、日本政府や米国は頭を抱える。
琉球弧が他国になれば、日本国は丸裸になる。
当然、沖縄には今のような米軍基地は必要ない。
沖縄の経済が立ちいかなくなるなんて恐れは杞憂だ。
恐れるに足らず。
沖縄の豊富な海洋資源が富の源泉になる。
沖縄を失った日本は急速に力を失っていくだろう。
沖縄の存在は日本にとっても大きなポテンシャルなのだ。
沖縄はかつて独自の文化を持った海洋国家だった。
日本に占領されることで辺境になってしまった。
時代が移り、アジアの中心地は南下した。
アジアの中心地はシンガポールでありマレーシアでありインドネシアである。
沖縄も中心部に位置する。
日本国自体がふたたび辺境に位置してきた。
中国の北京なども同様だ。
北の国が南の国を支配するという構図は過去のものなのだ。
そのことを知ってか知らずか、中国と日本は覇権を競い、札束を振りかざす。
米国が喜劇的に見えると同様、日本と中国の政権は、滑稽だ。
アナクロという言葉がぴったりだ。
ドン・キホーテを思い出す。
沖縄の人よ、沈む船から早く去ろうではないか。