※画像はネットより アルミ工場の爆発火災現場周辺(水蒸気爆発) 総社市
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2018年7月7日■□□□
AMDA速報2 西日本梅雨前線による大雨被災者緊急支援活動
本日7月7日正午時点で大雨特別警報が発令されていた岡山県総社市に
向けて、AMDA本部事務所から出発したAMDA看護師と調整員は、約1時
間半後総社市災害対策本部に到着。先に入っていたAMDA職員と情報を
共有した。
在総社市AMDA南海トラフ災害対応プラットフォーム*協力医療機関から
医師1名、薬剤師2名及び地元医療機関から医師2名にご協力いただき、
AMDAは総社市避難所である吉備路アリーナで、医療支援活動を行うこ
とになった。
吉備路アリーナには約200名が避難しており、合計11名(内2名は外傷)
を診察。必要に応じて、傷の処置や薬の処方を行った。80代の女性は、
「家に帰れない。今は元気だけど(避難生活が)長くなるかもしれな
いから落ち着かない。」と話し、90代男性は、「(前夜の総社市にあ
る工場で起こった)爆発で足を負傷した。腫れはあるが痛みはない。
夜はしんどかった。今の体調は悪くない。」と話した。
午後5時時点で、総社市内にある避難所は26か所(内自主避難所5か所、
福祉避難所4か所)、計1,568名が避難を余儀なくされている。
*当プラットフォームは、AMDA、岡山県、香川県、高知県、徳島県の
協力自治体、協力医療機関と企業などにご参加いただいて、南海トラフ
災害が発災した際、協力して被災地支援を行っていく体制のこと。