8日に安部氏の衝撃的な死があり、10日に参院選の投開票。
自民の圧勝となりました。
ところが、問題の矛先は「統一教会」に向かい、選挙協力を受けていた多くの自民党の候補者や議員が明らかになりました。
「統一教会と政治家」との関係は、民間の弁護士やジャーナリストが今までの問題追及の蓄積を駆使し全国民に知らしめました・。
大手メディアも今までの怠慢(忖度)を払拭すべく動き始めました。
「統一教会」と関係の深い国会議員や地方議員の名前が徐々に明らかになりました。
岡山でも古参の逢沢一郎衆院議員が「統一教会」のイベントで挨拶をしている映像が流れました
やはりと思いました。
安部氏は8日に奈良で応援演説をした前日、岡山でも講演会に出席しています。
もちろん、多くの「統一教会員」が駆け付けたことでしょう。
安部氏は影響力を誇示し、候補者は安部氏に忠誠を誓うことになるのでしょう。
事件が起こり都合の悪い背景が明らかになる。
この事態での対応の定石は「だんまり」です。
地元メディアは忖度をしてくれますので、厳しく追及することはありません。
次の選挙までは時間がありますから、静かにしておれば忘れると考えています。
今までもそのやり方で乗り切りました。
岡山は加計疑惑の時も報道はとても少なかったです。
山陽新聞の幹部などは、「思いやりをもって」報道したいとまで言っていました。
政治家と宗教団体の関係が全国的に明らかになりました。
このことにおいて政治が変わるのか、当然変わらなければなりません。
しかし、やがて報道も少なくなり、話題に上らなくなり忘れていくことも考えられます。
30年前もそうでした。
安部氏の遺志を継ぐと明言している議員も大勢います。
もちろん、自らに都合のいい遺志です。
まだまだ安部氏を利用しようとします。
最後に山上容疑者の考えについて。
個人的な恨みが中心でしょうが。安部氏を襲撃したのは、最も社会に影響があると冷静に判断したのでしょう。
もし教会幹部(日本にもいます)を襲撃したならば、教会内部の事件とみなされ矮小化されたでしょう。
大事件を起こして、全世界に衝撃を与えたいと考えていたのかもしれません。
安部氏の政治をどう評価し今後の政治に活かすのか、これは当事者である日本国民が今から真剣に考えるべきことだと思います。
お読みいただきありがとうございました。
💛ウクライナに平和を💛