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円卓会議の正式な会議名は、「第4回市民参加型人道外交円卓会議」というながーいタイトルです。
文字通り、市民が参加する人道支援外交に関する会議ということでしょう。
AMDAスタッフや関係者の方から様々な活動報告が行われました。
対象となった国を上げてみましょう。
モンゴル、インド、タイ、フィリッピン、ミャンマー、スリランカ、トルコ、そして日本です。
モンゴルでは、特に眼科(眼鏡を含め)に関する医療の遅れがあり、検眼も進んでいないAMDAはモンゴルの眼科医を日本に招くなど支援している。
この取り組みを基盤に、「おかやま国際塾」の塾生がモンゴルを訪問した。
「おかやま国際塾」は今年設立、国内研修に続き1週間、モンゴルでの研修を行った。
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この塾は岡山県内の学生から構成されている。
岡山大学とAMDAが共同で設立した。
目的は、社会のグローバル化に対応できる人材を養成すること。国際貢献活動への理解。企画、管理能力の習得である。
近年、若者が内向きな傾向にある=海外への関心が薄れている、と言われる。
私自身もそのように感じている。
「おかやま国際塾」は、海外で活動することの意義や人々と交流することの素晴らしさを身を持って知ってもらうための塾と言える。
会議では第一期生からの報告が続いた。
彼らは一様に、モンゴルの学生が勉学や社会貢献に励む姿勢に刺激を受けていた。
そして、5年しか英語を学んでいない彼らが自分たち以上に流暢な英語を話すことに驚き、語学の重要性も再認識していた。
「おかやま国際塾」の活動は始まったばかり。今後が楽しみだ。
その他の活動報告も多彩だ。
・AMDAインドピースクリニック
仏教の聖地ブッダガヤに病院を設立(医と魂のプログラム=一心寺の分院も創立)⇒他の宗教の聖地にもネットワークを拡げたい(菅波代表)。
東日本大震災復興支援と絆づくり
この半年間の活動を報告。キーワードは「忘れない」。私たちは忘れやすい人間だと自覚すること。
・タイ洪水被災者に対する緊急医療支援活動
・フィリピン台風被災者に対する緊急医療支援活動
・ミャンマー洪水被災者に対する緊急支援活動
・スリランカ内戦終結後の絆づくり
・トルコ大地震被災者に対する緊急医療支援活動
一(いち)NGOの活動とは思えませんね。