岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

脱原発を掲げながら、再稼働を考える。

2012-04-14 10:49:11 | 原子力発電
私は原発は停止すべきと考えています。

では再稼働は絶対だめなのか。

このまま、再稼働なし⇒廃炉へ繋がっていく道筋が可能なのか。

すでに原発の脅威にさらされた日本では、廃止を前提としても再稼働は認められないのか。

理想的にはその通りですが、年限を切って廃止への道筋を決めていくといくことが現実的ではないのか。

一方、ドイツのように20××年には廃止するという手順はどうなのか。

現在、政府が進めている再稼働の環境づくりは無理がありすぎます。

今の政府がごり押しをすることはできません。

有り難いことにごり押しするだけの現実的な権力は持ち合わせません。

踏み切れば現政府への支持は急下降線をたどるでしょう。

再稼働の環境づくりは、「廃止を条件」とすることです。

脱原発の具体的な工程表を作り、今の原発依存体制を先延ばしにすることを止めるべきです。

そのことなくして、国民の総意は得られないと思います。


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