岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

岡山県小田郡矢掛町を訪問しました。

2018-09-17 21:32:42 | 2018年7月西日本豪雨災害

矢掛町は、小田川沿いの古い街です。

旧山陽道の宿場町です。

立派な本陣があります。

矢掛町も被災していますので、美観地区は大丈夫だったのかと訪問しました。

矢掛駅に着きます。高架です。

単線なので駅で列車が待っています。

↓上部に駅です。

下部の小田川の堤防で街が守られています。

堤防から1本入った道が旧山陽道です。

駅の裏側は見事な田んぼです。

駅前でイベントが開催中です。毎月第3日曜開催です。

矢掛町は街おこしが盛んなところですね。

 

昭和前期の建物ですね。

お寺が改修中でした。

作業されている方に災害の様子を聞きました。

「この辺りは堤防が高く洪水から免れました。その代わりに堤防が低い西の地区が洪水に襲われてしまい、申し訳ない気持ちです」

と話されました。

改めて水害は不条理だと思いました。

ある地区が浸水すれば、川自体の水位が下がり他の地区は浸水を免れることができる。

他者の不運が、自分の幸運につながる。

これが河川の洪水です。

この地区の堤防は他の地区の堤防より高いそうだ。

堤防を見に行きました。

赤がはんらん危険、黄色が避難判断、青がはんらん注意です。

堤防の高さから考えるとずいぶん低い位置だと思いました。

他に低い堤防があるのでこの表示になっていると考えてしまいました。

再び街並みに戻ります。

興味深いお店や建物が続きます。

旧山陽道に出てきました。

見事な江戸時代の建物があります。

脇本陣とあります。

この地図は上が西になります。

小田川は西に流れます。

被災した地区は地図の上側(地図外)です。

矢掛町の観光は大丈夫ですよ。


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