岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

矢掛町の魅力。

2018-09-18 05:52:10 | 2018年7月西日本豪雨災害

いつの頃だったでしょうか。

車で矢掛町を訪問しました。

古い宿場町の印象でしたが、ずいぶん綺麗な街になっていました。

地域の方々の努力の成果でしょう。

江戸、明治、大正、昭和、平成期の建物が共存する貴重な街になっています。

↓ 江戸期の矢掛本陣です。矢掛町の象徴的な建築物です。

↓ 小田川の提道を背にした観音寺です。備中再額四七番とあります。

↓ 小田川の支流にかかる鉄橋からです。左の岸に増水の跡が残ります。右手奥からの水流と思われます。

右手が矢掛の「美観地区」です。堤防は低いのですが浸水したようには思えません。

高通川徒渡し跡とあります。人の背に負われたり、輿に載って渡ったのでしょう。

正面が「美観地区」です。

一段と低くなっています。

堤防に守られていることがわかります。橋の手前側の地区は浸水しています。

建物には、由緒が掲示されています。とても分かりやすいです。

間口の広さによって、屋根の形が違います。

 

石井醤油店です。明治の建物ですね。

矢掛本陣前で写生です。

やかげ郷土美術館前でも写生しています。

この高楼は、水見やぐらを復元したと聞きました。小田川の水位を見ていたのでしょう。

危険水位に達すれば、鐘を鳴らして警告したのかもしれません。

水害多発地帯だったことがわかります。

矢掛本陣の甍です。

旅籠屋です。

当時の様子がしのばれます。

現役の宿ですね。「矢掛屋

食事処です。

矢掛駅に戻ってきました。

ずいぶん人が集まっていました。

矢掛を後にします。

懐かしい方にお会いできました。

矢掛町、素晴らしいですよ。

ぜひ訪れてください。

岡山駅から一時間余りで来ることができます。


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