ある若手国会議員が、中央官僚を辞めようと思い先輩の官僚に
新橋の焼き鳥屋で相談すると、先輩の一言
「君はまだ、官僚組織というものの奥深さを知らない」と
言われたという。
権力の代行者である中央官僚組織の奥に何があるのか。
今回の薬害事件で明らかになった。
それは地下の倉庫の中のバインダーにあった。
今、さまざまな資料の提出を厚生労働省は各党から
求められている。
それが、出てこない。出せないのだ。
今まで散々隠蔽していても、政権党は何もいわないし、
野党は力がなかったから無視できた。
しかし、今やそうはいかないはずだが、
今だ、守りきれると思っているらしい。
野党議員も連日、言い続けているが出ない。
間違いなく時間稼ぎだが、
この姿勢は政権が変わっても変わらないかもしれない。
世の中がどうなろうと、政権がどうなろうと、官僚組織を
守るということだろう。
背筋が寒くなる話だ。
この伏魔殿を 開けさせるのためには、強制開放しかないのではないか。
30年経ったら、すべての資料をオープンにすればいいという意見がある。
すでに「歴史物」という認識だろう。
しかし、今の中央官僚制度だと、29年目に不都合な資料は消去して
しまうに違いない。
誰のために隠蔽するのか。
もちろん、組織とそれを構成する個人である。
役人は人には書類を提出させるのが好きだが、
自分たちが、市民に資料を提出することは嫌う。
役人は人に責任を取らせたり、指導するのは好きだが
自分達が責任を取らされるのは嫌う。
当然のことである。
みんなそうしたい。
しかし、それをやったらお終い、とわかっているのだ。
新橋の焼き鳥屋で相談すると、先輩の一言
「君はまだ、官僚組織というものの奥深さを知らない」と
言われたという。
権力の代行者である中央官僚組織の奥に何があるのか。
今回の薬害事件で明らかになった。
それは地下の倉庫の中のバインダーにあった。
今、さまざまな資料の提出を厚生労働省は各党から
求められている。
それが、出てこない。出せないのだ。
今まで散々隠蔽していても、政権党は何もいわないし、
野党は力がなかったから無視できた。
しかし、今やそうはいかないはずだが、
今だ、守りきれると思っているらしい。
野党議員も連日、言い続けているが出ない。
間違いなく時間稼ぎだが、
この姿勢は政権が変わっても変わらないかもしれない。
世の中がどうなろうと、政権がどうなろうと、官僚組織を
守るということだろう。
背筋が寒くなる話だ。
この伏魔殿を 開けさせるのためには、強制開放しかないのではないか。
30年経ったら、すべての資料をオープンにすればいいという意見がある。
すでに「歴史物」という認識だろう。
しかし、今の中央官僚制度だと、29年目に不都合な資料は消去して
しまうに違いない。
誰のために隠蔽するのか。
もちろん、組織とそれを構成する個人である。
役人は人には書類を提出させるのが好きだが、
自分たちが、市民に資料を提出することは嫌う。
役人は人に責任を取らせたり、指導するのは好きだが
自分達が責任を取らされるのは嫌う。
当然のことである。
みんなそうしたい。
しかし、それをやったらお終い、とわかっているのだ。