岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

「男の日傘ってどうですか」って記事、いいね!

2013-08-28 13:32:57 | 日本の仲間
8月28日朝日新聞オピニオン欄です。

意見は、哲学者 森岡正博さんと、ファッションデザイナーのドン小西さん。

森岡さんは、「買いましたよ。むちゃくちゃ涼しい」と賛成派。

一方、小西さんは、「いまいち様になっていないな」とデザイナー的な発言でした。
簡単にいえば、涼しいからだけで、日傘を差してもらっちゃー、デザイナーは商売にならない。
じゃなかった、男の粋はどうしたのかという発言でした。

森岡さんは、草食系男子の生みの親だから、「男は日差しにも黙って我慢」という考えには組しない。
だいたい男らしさとか言っている社会に未来はないという。

実は私もまったく同感ですねん。
自転車で移動することが多く日傘はあまり使いませんが登山では前から日傘を差していました。
それより重宝しているのが、日除け腕カバーです。

サイクリングとか近所の買い物でも使ってまーす。
もう4年ほど使ってますが、その間、男性が使っているのを見たことない。
私、一応男性ですが。
好き勝手にやっているようで、結構人の目が気になるんです。
誰も見ていないとは思っても。

これ「周囲がしていないことはできにくい」という見本です。
最低なのは、女性がしているような恰好はできないというマッチョ観。
私にもその残滓はあるのです。
ちょっと気になるけど、腕カバーしていまーす。

このマッチョ観、まだまだ幅を利かせているし、時の政権などは、このマッチョ観の体現者のように思える。
憲法を変えて昔の「男らしさ、女らしいさ」を取り戻したいのだろうが、そうはいきません。

経済を進めたいのなら、マッチョを捨てなければなりません。
安倍さんが女性の活用と言っているけど、彼のマッチョな考えからは無理な話です。

ということで日傘から政権の話になってしまいましたがー


※画像は白馬大雪渓です。




最新の画像もっと見る