『IBUKI MEBUKI No.9』 吉備国際大学社会学部ビジネス・コミュニケーション学科

高梁市吹屋の「Cafe紅や」で入手しました。
山の仲間が、ジモトの本だから読んでみたらと手渡してくれた。
大学の学生さんが中心になって編集した本のようだ。
失礼ながらあまり期待していなかった。
私の学生時代には人の鑑賞に耐える冊子など作れなかったという思いがあるためだけれど、
とんでもないことだった。
すごく興味深い２１６ページの冊子に出来上がっている。

大学のことだけではなく、地域の人々や企業人が熱く語っている。
歴史ある地方の城下町と唯一の大学。
人々が一緒になって地域を盛り上げようとしているのがひしひしと感じられる。

このような冊子を創っている大学は多いのかどうかは知らないのだけれど、素晴らしい試みだと思います。
国際大学というだけあって中国からの留学生の活動も興味深い。
もちろん大学の教員の方のリーダーシップも感じられる。
次号が待ち遠しい。

目次抜粋：
株式会社　タイガーマシン製作所
発刊によせて　高梁市長
ごあいさつ　　高梁商工会議所所長
FC吉備国際大学シャルム　（なでしこリーグ）
中山間地域における女性の仕事づくり
現代経済における海外貿易と「地域の経済」　地域総合生活デザイン研究所長　武井昭
事の外に立った人　山田方谷の散策　　　
吹屋プロジェクトの取り組みと今後の課題
などなど

市長や商工会議所会頭が登場して硬い本かなと思われるかもしれないけれどそんなことはない、楽しくためになる本に仕上がっています。

今年からは吉備国シャルムを応援しようと思っています。

昨夜の隣県（香川v岡山）ダービーには１２０００人の入場があったのでファジアーノ岡山の応援はもう卒業していいでしょう。