岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

お孫さんと同居するということ。

2010-05-08 13:34:24 | ケアラーのために
昨日、訪問させていただいたご夫婦はお孫さんと同居されています。お子さん(お孫さんの母親)は亡くなられています。高齢の夫婦と20代の男性の同居です。このような家族構成は、少ないながらあります。長寿社会にはありうることです。しかし、80歳と20歳の同居がスムーズにできるのでしょうか。親子でもなかなか難しいのです。祖母の言葉:孫はなにも話をせんのよ。黙っていて仕事に行くだけ。私:買い物、通院はどうさせて . . . 本文を読む

激撮ギャル 連射です。

2010-05-07 23:00:50 | 京都・奈良
最近、有名行楽地に行くと、若い女性のカメラマニアに遭遇することが多くなった。中でも右の女性に目がいった。ついでにカメラも。カメラマニアの服装といえば、カメラベストにジーンズが定番だった。が、この若い女性はスカートに肩からは斜めバッグを二つかけている。交換レンズなどカメラ用品をピンク基調のバッグに入れ、もうひとつのバッグにその他のもろもろをいれているのだろう。写真学校に通っているのかもしれない。最良 . . . 本文を読む

薩摩・示現流 観ましたよ。

2010-05-06 21:54:32 | スポーツ(身体に魅せられて)
連休中に下鴨神社を参拝しておりましたら、古武術の奉納をしていました。20余りの流派が参加していました。薩摩・示現流と一刀流を観ました。示現流は独特ですね。書物ではよく読むのですが、拝見した型は想像を絶するものでした。右手の西洋の方が構えているのは、小枝ですね。もちろん木刀も使いますが。左写真の床に置いているのが小枝と木刀です。示現流といえば、チェスト!と叫ぶと思いきや。奇声を発しているとしか思えな . . . 本文を読む

『風歩 Kazaho』と『最後の言葉』

2010-05-04 09:56:00 | 
昨日、『ハート・ロッカー』を観た後に、館内にある書店で購入した本です。たいていの書店では、書棚の一角にピンク基調のコーナーがあります。女性に読んでもらいたい本が並んでいるらしい。男性である私が近寄りにくいのが、この「ピンクライク」コーナーとそれに続く女性誌コーナー。こちらもなんともピンクライクではあります。しかし、勇気を持ってこちらのコーナーも覗きます。好奇心と、読書の偏りを少しでも是正したいとの . . . 本文を読む

映画『ハート・ロッカー』をどう見る。

2010-05-03 16:15:19 | 世界のなかま
今朝の映画館は入場券を購入する長い列が出来ていた。家族向けの映画が目白押しだった。私が観ようとする『ハート・ロッカー』がそんなに人気があるとは思えなかった。案の定、場内に入ると20席程度がうまっているだけだった。イラク戦争の爆弾処理班を描いた映画を観ようとする人が多くないのもよくわかる。私だってあまり観たくない。でも観ておいた方がいいかなと。もちろん、アカデミー賞受賞作品ということもあります。では . . . 本文を読む

「低栄養」と思考の偏り

2010-05-02 13:04:52 | 日本の仲間
先週のNHKの「ためしてガッテン」で低栄養を取り上げていた。高齢者の一人暮らしの方の中に、十分食事をとれているとご本人が思っているにかかわらず、低栄養状態に陥っている方々を紹介していた。低栄養はアブミリン量で測定される。きちんと食事を摂っていても低栄養になるケースに、一人で調理して一人で食事をする高齢者がおられる。かつては家族が多かったが、やがて高齢の2人暮らしとなり、最後に一人暮らしとなってしま . . . 本文を読む

ビッグイシュー 表紙は「あしたのジョー」です。

2010-05-02 07:50:49 | 
大阪・京橋駅を通過するときは、必ず購入しているビッグイシュー。142号です。まさしく継続は力です。142号は大したものです。特集は:遅れた警告―携帯電話の電磁波リスクちばてつやさんの一言は、「どんな仕事でも、命をかけ、削るような時期がある」17歳でプロデビュー。現在71歳。半世紀を超えるキャリアです。※写真は京都の自宅近くで。今回はマイパソコンを持って移動しているので発信が楽です。 . . . 本文を読む

「美智子皇后は何に祈り涙されるのか」 現場の磁力

2010-05-01 18:14:18 | ハンセン病
週刊ポストを読む機会は、理髪店の待ち時間の時しかないのだが、見逃せない記事が掲載されていた。「山藤章一郎と本誌取材班」が記事を書いている。美智子皇后の師と言われる神谷美恵子さんの著作から、神谷さんが与えた皇后への精神面での影響を分析している。神谷さんは、長島愛生園で精神科医としてハンセン病患者を支援していた。そのことがこの記事の中心になっている。もちろん、神谷さんについては研究者の中では評価は分か . . . 本文を読む

『若き友人たちへー筑紫哲也ラストメッセージ』を読みながら。

2010-05-01 14:24:54 | 
集英社新書 2009年この本は筑紫さんが、早稲田大学と立命館大学の院生を対象に講義をされた時の録音をもとに構成されています。巻頭の2章は、集英社PR誌『青春と読書』に掲載された、まさに著者のラストメッセージと言えるものです。筑紫哲也さんの「人となり」と「考え方」を知ることができます。改めて学ぶことの多い方だと思いました。道半ばでのラストメッセージとなってしまいました。まことに残念です。※レールスタ . . . 本文を読む