北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

ワールドカップ敗退。その現実を見届ける

2006-06-23 23:23:40 | Weblog
 なんと言っても来週末に日中韓の観光大臣が北海道に来るというのが目下の大きな仕事になっている今日この頃。

 今のうちに雨が降り続いて、来週末が晴れてくれればよいのですが。
 
【現実を見つめるのだ】
 朝3時55分にセットした目覚まし時計は健気に仕事を果たしてくれました。

 ぼんやりした頭で手元のリモコンでテレビをつけると、まさに試合直前。いよいよサッカーワールドカップF組一次予選の日本最終戦の始まりです。フォワードに玉田選手と巻選手を使い、さらに稲本選手を先発に入れたのは攻撃力に期待したからでしょう。

 試合は予想通り、ブラジルに押され気味に進みましたが川口のファインセーブの連続で耐える時間が過ぎていきます。

 前半サントスからディフェンスの裏へ走り込む玉田へ最高のパス。そして玉田の左足から放たれた鮮やかなゴール!今大会ブラジルから初めて得点を奪うという快挙に、今までの鬱憤を一気に晴れました。

 そのままなんとか前半を終えたかったけれど、さすがは王者ブラジル、前半にたちまち同点に追いつかれてしまいました。

 後半は立ち上がりから押され気味で、連続して得点をされて1-3にまでされたときには「一体何点入れられるのだろう」と心配になりました。

 この段階で、残り時間を考えると既に一次リーグ敗退は決定的。しかし本当に大事なのはここからです。

 日本代表の戦いを見届けなくては、という思いで見つづけました。確かにブラジルには圧倒的にかなわなかったですし、途中で選手の足も止まったように見えました。

 しかしその現実を今見ておかないと、次には続かないのです。試合結果だけにとらわれてあきらめてしまうのは簡単ですが、辛い現実を記憶に止めておきたいのです。

 ジーコが悪いのでもなければフォワードが悪いのでもなく、今の日本の世界における現実がここにありました。

 (初戦でオーストラリアに勝っていれば…)という「れば」「たら」の思いはありますが、それを超えたところに結果がありました。

 この悔しい現実を明日につなげたいものです。反省はこれから出てくるでしょう。まずは選手にご苦労様と言いたいものです。


 それにしてもゴールが決まるときと言うのは本当に美しいものですね。スポーツの一瞬には神が宿っているようです。
コメント
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