北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

北海道神宮のお祭り

2006-06-14 23:25:40 | Weblog
 今日から土曜日までは初夏の札幌の恒例である、北海道神宮のお祭りです。中島公園の露天にも行きたいなあ。
 
【札幌のお祭り】
 北海道神宮に何度かお参りに行っていることから、神宮から一通のご案内をいただきました。

 内容は六月三十日の大祓(おおはらえ)の神事に参加出来ない方のために、人形によるご参加をお勧めします、というものです。我々の身に付く災難を形代(かたしろ)に託してこれを流すという神事です。

 古来より日本では六月の晦日と十二月の大晦日には大祓えがあります。大祓えは元々は「祓え」ではなく「禊ぎ」だったのではないか、と考えている学者さんもいるようです。

 「禊ぎ」は汚れを祓って神様を迎える準備をするということですが、六月と十二月にそのような意味が見て取れそうです。

 古来からの日本各地の行事を見ていると、六月と十二月を境にして一年を折半してそれぞれの六ヶ月の間に似たような行事をしていたらしい、と歩く民俗学者宮本常一さんは言います。

 それをシナからの暦の概念が四季として入ってくる以前の日本の古来の記憶と言ってしまうと言い過ぎかもしれません。

 しかし目を遠く南方の島国に移すと、そこには雨季と乾季のような大きな二つの季節で一年を分けているようなところもあって、それがどれくらい関係するか、といったことは民俗学と歴史のロマンの分野かも知れません。

    *   *   *   * 

 北海道神宮から送られてきた奉納行事一覧表を見ていると、今日の十四日の夜七時過ぎから、平岸天神ソーラン踊り保存会によるヨサコイ・ソーランの奉納の舞が予定されていました。

 平岸天神は今年のヨサコイでは二位にランクされていました。古豪復活と言われていましたが、こういうチームには是非とも強くなって欲しいものです。このような地道な活動で、ヨサコイにも親近感が湧く人が増えるのではないでしょうか。

 優勝だったらもっと良かったのですがね。

 
コメント (2)
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