北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

競い合いから生まれるもの

2006-06-21 23:33:16 | Weblog
 北海道は梅雨はないのですが、この時期はなんとなくどんよりした日が続きます。日照不足で農作物への影響も心配されるようになりました。そろそろ取り返すような晴天を期待したいものですが。
 
【競い合うという事】
 連日サッカーワールドカップの一次予選の模様が報じられています。

 勝てない日本代表に厳しい意見が多いのも確かですが、次のブラジル戦も手に汗握る戦いを見せて欲しいものです。

 ドイツ、イングランド、オランダ、スウェーデン、アルゼンチン…と、事前の下馬評でも強豪と目されたところは確実に勝ち上がってきました。

 彼らだって楽勝で勝ち上がったのではなく苦しんでいるということは、勝ったときの喜びようを見れば明らかです。皆国の期待を受けて威信をかけて戦いに望んでいるのですから、ほっとしていることでしょう。

 私のようなサッカー素人でも分かるのは、勝つチームが得点を取るときの美しさです。

 なかにはコーナーポストに跳ね返ってなお入るような偶然と紙一重のスーパーゴールもありますが、あの厳しい状況の中でなおそのようなぎりぎりのシュートを放ち、それを入れるという姿は国を超えてスポーツの感動をもたらします。

 他の国のゴールの姿にはあまり泥臭さがなくて、とにかくきれいだという印象なのですが、我が日本代表にはその美しさがやや少ないと思うのは、サッカーの歴史の差なのでしょうか。

 勝ち負けを喜ぶばかりではなく、その過程の一挙手一投足に美しさを見せてくれるという点でワールドカップはまさに最高峰の戦いの場です。

 強さも美しさも、お金の取れるプレーも、競い合う事から生まれるのですね。厳しいけれど日常の切磋琢磨こそ質を高める最良の環境なのです。

 競争のない社会では余計に自らに厳しさを求めなくては向上しないのですね。

 さて一次予選の最終戦は明日の28時…ということは明後日の朝4時からです。がんばれニッポン!
コメント
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