朝から掛川へ向かいました。今回は明日から伊豆の天城で開かれる懇談会に参加するのが目的なのですが、その前日を使っての掛川訪問です。
【ライフスタイルデザインカレッジ】
この4月からNPO法人スローライフ掛川では、ライフスタイルデザインカレッジという講義と実践をおこなうスクールを始めました。
これはベーシックと呼ばれる、講義を中心に様々な分野の人からのお話を聞くというものと、フライフィッシングやカヤック、有機農業などのスローライフを実践することで自分のライフスタイルに刺激を与えることで、生活を変えて行こうという二つのコースを用意しています。
このうち今回私は、このベーシックに相当する部分の講義の講師として「出会いとなだれ込みが生活を変える」というタイトルでお話しをすることにしたものです。
掛川に着いてからはまずは榛村前市長をお訪ねしてご挨拶とご機嫌を伺いに行ったのですが、ご本人は至って健やかで、週に一度千葉の市川市にある大学でまちづくりの講義をされているとのことでした。
「1時間半の講義なのだけれど、200人も受講者が集まってしまうと、どうしてもあちらこちらで私語が始まってしまってこれが大変なんだよ」と苦笑いをしていました。
「なにか気持ちを引きつけるような冗談を言うというテクニックも必要ですね」と言うと、「そうなんだけど、冗談のところは注目して聞いていても、今度はその冗談をネタにして私語が始まっちゃうんだよ」とか。
まちづくりと言っても、実感を伴わない若者達の興味を引き続けるのはなかなか大変なようですが、ご活躍をお祈りします。
※ ※ ※ ※
夜は市内のホテルで講義なのですが、今回は講演を聴くと言うよりも「私の顔を見たい」という方も多く参加して下さったようで、120人ほどが集まってくれました。
市議会議員さん達をはじめ、市内でお世話になった方も多ければ、市役所や蕎麦打ちの仲間たち、果ては袋井や御前崎などの隣町からも友人、知人がたくさん来て下さって、講演よりも講演が始まる前の近況報告や挨拶の方が皆さん楽しみだったようです。
「出会いとなだれ込みが生活を変える」というのは、私が「会う」だけではなくその先に自分の人生観が変わってしまうような人や事柄と会うことを「出会い」と、区別して使っているということを述べて、そのような出会いを求めたいものだ、というお話しでした。
自分の今までの人生の中には、必ず誰か「あの人と会わなければ今の自分はなかった」という先生や友人、知人がいるものです。その時には気付かなくても、なにか運命的なものに導かれるようにして出会ってしまうこともあるでしょう。
そんな出会いも、雇われ助役の私のように期間限定での勤務だからこそ、より熱心にやれたのだ、という気もします。しかしそれならばこそ、転勤による強制的な限定以上に、自分自身の故郷の生活の中に期間を限定して積極的に物事に挑戦したり人に会ってみるというより強い意志を持つ方が良いのだと思います。
私は最後は人を紹介されるような会合へは「誘われたら断らない」という風にして生きてみましたが、やはりそれなりの人が「互いに会わせてみたい」と思って暮れるような人とは良い出会いの数々がありました。
同じ町に長くいると色々なものが見えすぎたり、見えなくなったりするどちらかに傾くものです。敢えてそんな自分の目がゆがんだフィルターを通して世の中を見ているということを意識して見る視点も必要に思うのです。
少しの勇気を出して、人に会うということをお勧めしますよ。
※ ※ ※ ※
講演の後は参加者の皆さんとの交流会。こちらの方がメインのような気もしましたが…。
懐かしい顔、顔、顔の数々で、昔話に花が咲きました。また、今までブログ上でしか知らなかった方達とも初めて直接お話が出来ました。
会うことなくブログだけを読んでいると、年齢が分からないものですね。
夜遅くまで付き合ってくれた皆さん、そして今回の講演を支えてくれたNPOの皆さん、ありがとうございました。
【ライフスタイルデザインカレッジ】
この4月からNPO法人スローライフ掛川では、ライフスタイルデザインカレッジという講義と実践をおこなうスクールを始めました。
これはベーシックと呼ばれる、講義を中心に様々な分野の人からのお話を聞くというものと、フライフィッシングやカヤック、有機農業などのスローライフを実践することで自分のライフスタイルに刺激を与えることで、生活を変えて行こうという二つのコースを用意しています。
このうち今回私は、このベーシックに相当する部分の講義の講師として「出会いとなだれ込みが生活を変える」というタイトルでお話しをすることにしたものです。
掛川に着いてからはまずは榛村前市長をお訪ねしてご挨拶とご機嫌を伺いに行ったのですが、ご本人は至って健やかで、週に一度千葉の市川市にある大学でまちづくりの講義をされているとのことでした。
「1時間半の講義なのだけれど、200人も受講者が集まってしまうと、どうしてもあちらこちらで私語が始まってしまってこれが大変なんだよ」と苦笑いをしていました。
「なにか気持ちを引きつけるような冗談を言うというテクニックも必要ですね」と言うと、「そうなんだけど、冗談のところは注目して聞いていても、今度はその冗談をネタにして私語が始まっちゃうんだよ」とか。
まちづくりと言っても、実感を伴わない若者達の興味を引き続けるのはなかなか大変なようですが、ご活躍をお祈りします。
※ ※ ※ ※
夜は市内のホテルで講義なのですが、今回は講演を聴くと言うよりも「私の顔を見たい」という方も多く参加して下さったようで、120人ほどが集まってくれました。
市議会議員さん達をはじめ、市内でお世話になった方も多ければ、市役所や蕎麦打ちの仲間たち、果ては袋井や御前崎などの隣町からも友人、知人がたくさん来て下さって、講演よりも講演が始まる前の近況報告や挨拶の方が皆さん楽しみだったようです。
「出会いとなだれ込みが生活を変える」というのは、私が「会う」だけではなくその先に自分の人生観が変わってしまうような人や事柄と会うことを「出会い」と、区別して使っているということを述べて、そのような出会いを求めたいものだ、というお話しでした。
自分の今までの人生の中には、必ず誰か「あの人と会わなければ今の自分はなかった」という先生や友人、知人がいるものです。その時には気付かなくても、なにか運命的なものに導かれるようにして出会ってしまうこともあるでしょう。
そんな出会いも、雇われ助役の私のように期間限定での勤務だからこそ、より熱心にやれたのだ、という気もします。しかしそれならばこそ、転勤による強制的な限定以上に、自分自身の故郷の生活の中に期間を限定して積極的に物事に挑戦したり人に会ってみるというより強い意志を持つ方が良いのだと思います。
私は最後は人を紹介されるような会合へは「誘われたら断らない」という風にして生きてみましたが、やはりそれなりの人が「互いに会わせてみたい」と思って暮れるような人とは良い出会いの数々がありました。
同じ町に長くいると色々なものが見えすぎたり、見えなくなったりするどちらかに傾くものです。敢えてそんな自分の目がゆがんだフィルターを通して世の中を見ているということを意識して見る視点も必要に思うのです。
少しの勇気を出して、人に会うということをお勧めしますよ。
※ ※ ※ ※
講演の後は参加者の皆さんとの交流会。こちらの方がメインのような気もしましたが…。
懐かしい顔、顔、顔の数々で、昔話に花が咲きました。また、今までブログ上でしか知らなかった方達とも初めて直接お話が出来ました。
会うことなくブログだけを読んでいると、年齢が分からないものですね。
夜遅くまで付き合ってくれた皆さん、そして今回の講演を支えてくれたNPOの皆さん、ありがとうございました。