北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

菜の花忌

2008-02-12 23:02:37 | Weblog
 今日は作家司馬遼太郎さんの命日。芝さんが生前好きだった菜の花にちなんだのだそうで「菜の花忌」と呼ばれています。

 私が初めて呼んだ司馬さんの小説はたしか「真説宮本武蔵」だったはず。次が徳川慶喜を描いた「最後の将軍」で、それ以来司馬さんの小説が好きになり、随分たくさん読みました。

 司馬さんの歴史小説は、主人公を常に好意的に捕らえているというか、自分が好きになった人しか書かないとも言われています。しかしその好意的な視点が、読者の共感も呼ぶことになっているのでしょうね。

 私自身の中ではやはり「坂の上の雲」が一番。明治の男たちの生き様にわくわくしたものです。日本人なら一生の間に一度は呼んでおきたい小説ですね。

    ※    ※    ※    ※

 「菜の花忌」と言えば、高田屋嘉兵衛の「菜の花の沖」を買っておきながらまだ読んでいませんでした。思い出したのも何かの縁、明日から読んでみるとしますか。

 皆さんの好きな一冊はなんでしょう?
コメント (1)
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